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          | 「あがり・いり・ふぇー・にし」 
 「あがり・いり・ふぇー・にし」とは、
 それぞれ「東(あがり)」「西(いり)」「南(ふぇー)」「北(にし)」のことです。
 
 ※「北」のことを、「にし」と呼ぶのは間違いではありません。
 私も最初間違いなのかと疑ったくらいですが、 実際にそう呼ぶんです。
 
 ●北 (にし)
 沖縄で「北」のことを「にし」と呼ぶのは、特殊です。
 そして、地名や呼び名にも、「にし」という呼び方が影響しています。
 
 たとえば沖縄の方言の呼び方では、「北風」のことを「にしかじ」
 と呼びます。
 
 沖縄本島中部にある、西原町(にしはらちょう)は、
 西にあるという意味ではなく、
 首里王府の首里の"北"に位置する"原"だから「ニシバル」と
 いう地名がついたと考えられるため、
 意味から考えるなら「北原」と表記して、
 「北原町(にしばるちょう)」としたほうが適正だったとも考えられるわけです。
 
 ●東 (あがり)
 太陽が東から上るので「あがり」、と考えるとよいと思います。
 
 ●西(いり)
 太陽が上る「東 (あがり)」に対して、太陽が沈む「西」は「いり」。
 
 『西表島』のことを「いりおもてじま」と読む意味が
 やっとわかると思います。
 
 また、「与那国島」の西端、すなわち日本の西端にある岬である、
 「西崎(いりざき)」は、日本で一番最後に夕焼けが沈む場所
 ですが、そこからの眺めは、とても美しくて有名で、
 「西」にある「崎」ということで、「西崎(いりざき)」
 という名前がついています。
 
 ●南(ふぇー)
 那覇市の南に位置する「南風原」は、「はえばる(ふぇーばる)」
 と言います。
 首里の"南"にある"原"なので、「南風原(ふぇーばる)」と言うようです。
 
 ちなみに、「南風」のことを「ふぇーかじ」、「北風」のことを「にしかじ」
 と言います。
 
 
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