沖縄の方言講座<ちゅらさん編>
ここでは、NHKドラマ「ちゅらさん」に出てきた、
沖縄の方言をいくつか取り上げたいと思います。
NHKドラマ「ちゅらさん」では、たくさんの沖縄の方言が出てきました。
沖縄の方言を知らない人も最初は違和感があったのではないかと
思いますが、意味がわかってくると徐々に親しみを覚えてきた
と思います。
1.「ちゅら」
まず最初に、ちゅらさんの「ちゅら」とは、「きれい、美しい」
という意味です。
「ちゅら」を「美ら」と書きます。
そして、「ちゅらさん」とは
「きれいだねぇ・美しいねぇ」の様に使うそうです。
美しい島のことを、「美ら島」と書いて、「ちゅら島」と呼びます。
美人は「ちゅらかーぎー」と言います。
2.「命(ぬち)どう宝」
「命(ぬち)どう宝」
「今、生きているこの命を大切に」という意味です。
3.「キジムナー」
「キジムナー」とは、古いガジュマルの木に住んでいる木の精霊です。
沖縄で古くから語り継がれているそうです。
4.「ニライカナイ」
『ニライカナイ』とは、沖縄の言葉で「海の向こうにある理想郷」
という意味です。
「ニライカナイ」は、沖縄に伝わる神秘的な言葉であり、
神々の住む島のことを言い表していて、
古くから人々はこの言葉の中に、
心の理想郷を思い描いていました。
ちゅらさんの中で、
「えりぃ」が東京の大学受験に失敗したのに、
東京へ行きたいと言い出してみんなに反対されているときに、
「おばぁ」が「自分も小さいころに、島を離れて、
島の向こうのどこか遠くに行ってみたいと思って、
家出をした経験がある」、という話をするときに、
この、「ニライカナイ」という言葉が出てきます。
5.「ちゅらさん番外編」
●サーターアンダギー
●マブイ
●かりゆし
●めんそーれ
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