沖縄では、痛いことがあると、無意識に、「あがっ!」と叫びます。
つまり、「あがっ」は、「痛い」という意味で、
痛いことがあったとき、突発的に出る言葉です。
「市場」は、「まちぐぁー」と言います。
たとえば、「まちぐぁーの中のまちぐぁー」と言われている、
「牧志公設市場」では、戦後のヤミ市からスタートし、
ありとあらゆる物を売っていた、まちぐぁーの雰囲気を
色濃く残している場所です。
牧志公設市場の、市場ビルの周りには
ウコン茶やビワ茶などの薬草茶の店や、
ゴーヤーやヘチマ、ヨモギ、ニガナなど
沖縄ならではの食材が並ぶ八百屋さん、
イラブー(エラブウミヘビのくんせい)のお店などが
あります。
かたまりのままの豚肉や豚足、骨付きバラ肉や
チラガー(豚の顔の皮)などが売られ、
牛肉、鶏肉、山羊肉専門店もあります。
このように、「市場」には、沖縄ならではの食材の数々が
たくさん集まっている場所です。
「ティーダ」とは、「太陽」のことです。
「ゆんたく」というのは、「おしゃべり」の意味です。
つまり、よく民宿の公共の団らんの場所として
設けられている、
「おしゃべりの広場」という意味なのです。